天夜叉

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令和

新時代が始まった。

世間は少しお祭りモードだけれど、ここで自分が生まれた平成を振り返るには丁度良いタイミングだと思う。

昭和の遺産を食い潰した30年だと言われているが、それは概ね正しくて

、日本という国の衰退、岐路に立たされているのは事実だと思う。

これは都内にいて感じる事だけれど、特に年々民度が低くなっている感が否めない。余裕が無いと言った方が正しいか。サラリーマンが屋台骨を支えてきたこの国で、その幹が腐るという事は存亡に直結するのだとしみじみ。

日々にストレスや鬱憤を感じて、その吐き出し場所が弱き立場の人であったり、外部コミュニティの人であったりするのか。

貧すれば鈍するというように、国の活力は富であり、豊かさを感じ取れる事。仕事に楽しみを見出せる事だけでも、大きな支えにはなるのだろうけれど残念ながら大多数は、そういう訳では無い様子。

アイデンティティや拠り所を探すのが難しい現代は、以前に比べて大分生きづらくなっているのかなと。ネットによって他者比較が容易になってしまい、身分不相応な環境、豊かさを追い求めてしまい、返って疲弊する。

この世は平等でも無いし、格差は現実としてあるのだけれど。その違いも許容して、歩む事は出来ないんだろうか。

 

人を貶めて生まれるのは憎悪と悲しみ、後悔しか無い。良いところを見つけて、好きになれるよう取り組む、歩み寄る。

 

それが出来るなら衰退も楽しんで受け入れられるはずだと思う。

 

幸い、この国はまだまだ恵まれているし、行動すればいくらでもチャンスはある。

それを掴めるか、自分なりの良い人生を突き詰めていく事をより深く考えられたなら、他者に敵意を向ける余裕も無くなるだろうにね。

 

1日1日に感謝して、全力で生きる精神を大事にしたい。