サイゼリヤ おいしいから売れるのではない売れているのがおいしい 料理だ
ざっくりと内容要約
- 利益=社会にもたらす価値
- 利益が出ないということは社会に対する貢献が不足している
- 社会に貢献をしていれば利益は自然に出る
- 安定して利益を出せるから従業員の教育が可能になる
- 儲からないビジネスはやるべきではない
- 利益率40%ミニマム
- それが稼げないのなら金融商品を買うのと変わらない
- それぐらいの勝算が見込めないのなら事業立ち上げはするな
- 自分が好きになれる、夢中になれる事業をやれ
- そうでなければ継続しない
- 嫌いなことを継続することはできない
- 大きなビジョンを描け
- できるだけ大きくあれば有能な人が集まってくる
- 競合を機にする必要はない
- マーケットを拡大する同士だから
- それよりも自社の提供価値の最大化に注力するべき
- 商圏が見込める場所で戦え
- そもそも顧客がいない場所はある
- いない場所では戦えない
- 原価率は高めるべき
- 最低でも40%
- 原価率の高さが満足度であり、競争力につながる
- 低質なものは見抜かれる
- 作業の標準化と仕組みこそが重要
- 悪いのは従業員ではない
- 仕組みが悪いから、過ちを犯す
- ミスを起こさない仕組みを作れば良い
- 作業クオリティの下限を明確にする
- このクオリティを下回ってはいけない最低ライン
- 徐々にそのハードルを引き上げていくことで、全体のレベルが向上する
令和
新時代が始まった。
世間は少しお祭りモードだけれど、ここで自分が生まれた平成を振り返るには丁度良いタイミングだと思う。
昭和の遺産を食い潰した30年だと言われているが、それは概ね正しくて
、日本という国の衰退、岐路に立たされているのは事実だと思う。
これは都内にいて感じる事だけれど、特に年々民度が低くなっている感が否めない。余裕が無いと言った方が正しいか。サラリーマンが屋台骨を支えてきたこの国で、その幹が腐るという事は存亡に直結するのだとしみじみ。
日々にストレスや鬱憤を感じて、その吐き出し場所が弱き立場の人であったり、外部コミュニティの人であったりするのか。
貧すれば鈍するというように、国の活力は富であり、豊かさを感じ取れる事。仕事に楽しみを見出せる事だけでも、大きな支えにはなるのだろうけれど残念ながら大多数は、そういう訳では無い様子。
アイデンティティや拠り所を探すのが難しい現代は、以前に比べて大分生きづらくなっているのかなと。ネットによって他者比較が容易になってしまい、身分不相応な環境、豊かさを追い求めてしまい、返って疲弊する。
この世は平等でも無いし、格差は現実としてあるのだけれど。その違いも許容して、歩む事は出来ないんだろうか。
人を貶めて生まれるのは憎悪と悲しみ、後悔しか無い。良いところを見つけて、好きになれるよう取り組む、歩み寄る。
それが出来るなら衰退も楽しんで受け入れられるはずだと思う。
幸い、この国はまだまだ恵まれているし、行動すればいくらでもチャンスはある。
それを掴めるか、自分なりの良い人生を突き詰めていく事をより深く考えられたなら、他者に敵意を向ける余裕も無くなるだろうにね。
1日1日に感謝して、全力で生きる精神を大事にしたい。
安保法案可決に対し、思うこと
先日、世間の話題となってきた安全保障関連法案、通称、安保法案が可決されました。
振り返ってみると、可決までには大きな障害があったように思われます。
その代表例と言えるのは、やはり、学生団体SEALDsを中心とした大規模な国会前デモでしょう。
このデモでは、約五万人が集結し「安倍政権の退陣」など、安保法案に対する強い反感を示していました。
抗議運動が全国各地で広まっていた事を考えると、この問題へに対する国民の関心の高さが見て取れます。
しかし、僕が注目していたのは、この法案の重要性についてでした。
まず、戦後70年間、日本は直接的な戦争に巻き込まれることが一切ありませんでした。
朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争などが発生した中でも、日本は間接的な後方支援という形で争いに関与するのみで被害も限定的、というのが流れでした。
それは、日米安全保障条約による「日米同盟」が大きな抑止力となっていたからです。
国家予算に占める軍事、防衛費の割合が最小限で済んだ日本は、戦後奇跡的な経済発展を遂げました。
冷戦当時の社会情勢から考えても、アメリカは日本の後ろ盾をすることで、共産主義勢力に対する防波堤を作り上げていたのです。
ある程度の変更はあったものの、この体制が上手く機能していきました。
しかし、2003年のイラク戦争以来、風向きが変わってきます。
アメリカ国内の世論が、徐々に厭戦、反戦ムードへと変化していったのです。
世界中に駐屯させる軍隊を維持させる膨大な軍事費は、戦後アメリカ経済を低迷させる大きな要因の一つでした。
結果として、東アジア、太平洋地域の防衛まで手がまわらなくなってきてしまったのです。
このような現状があり、日本にも出来る限りの自衛をして欲しいというのが、アメリカの本心だと考えられます。
また、双方向の防衛ではなく、あくまでも日本のみがアメリカの庇護対象になっていたというのが、同盟として不十分だという指摘もあったのでしょう。
今回の安保法案可決により、アメリカの防衛を目的とする自衛隊の海外派兵も可能となります。
安保法案反対派の主張は、主にこの点を指していると考えられるのですが、僕個人の意見としては、視野が狭いと言わざるを得ません。
憲法や制度というものは、時代の変化と共に修正されるべきものであり、そうでなければ時代に逆行していると判断されてもおかしくはないのです。
事実、多数の海外諸国はこの安保法案の可決に好印象を示しています。
言ってしまえば、これまでの憲法が世界視点から見ると異常だったのでしょう。
日本の自衛隊は、世界有数の戦闘能力を備えていると言われています。
その自衛隊が国境を越えて活動できるようになったとすれば、対抗勢力からすると安易に武力行使が出来ない大きな抑止力として期待できるでしょう。
結論として、安保法案の可決は強行的ではあったが、大いに意味のある決断と呼んでも良いのではないでしょうか。
意見、反論などあればお気軽にコメントを頂ければ幸いです。